PROJECT(2)
ポルミートの魅力を最大限に引き出し、
日本中に「美味しい食品」を提供せよ!
株式会社 IMI
ココロイキルヒトの紹介
プロジェクト参加によって感じられる事業者の熱量。
どんな思いで、何に突き動かされてチャレンジし続けているのか、事業者のbeingとは。
株式会社IMI
代表取締役 タベルスキ マイケル さん
平成15年に来日し、ポーランドで知り合った妻との結婚と娘の出産を機に、妻の故郷である秋田に住むことになりました。日本語を学び、二つの地元企業にお世話になり、会社での仕事も覚えました。外国人の私を採用してくれた勇気ある企業の皆様はじめ、異国で生活する私を支えてくれる方々へはいつも感謝の気持ちでいっぱいです。故郷を離れての新しい人生のスタートはここ秋田でした。13年目の今、30代に突入し、新しい環境でのチャレンジがしたいと強く思うようになりました。ポーランドは、現在はEU加盟国とはいえ、ほんの25年前までは社会主義国でした。国民の自由は尊重されず、幼いころから、夢も希望もあまり持てなかった悔しい気持ちがいつも心にあります。新しい分野へのチャレンジが可能な日本で、第二の故郷の秋田を発信地として、日本とポーランドを結ぶ事業への取り組みを実現し、恩返しするのが私の目標であります。
私の大伯父は、ポーランドの地元で有名な食肉製造業に携わっており、私も小さい頃から大伯父の話を聞いて育ちました。私の父親は、生前の大伯父に大変可愛がってもらい、いつもハム・ソーセージなどのおいしい食材を一緒に食べて育ちました。その父親の影響もあり、我が家の食卓にはいつも新鮮な食肉製品が並び、家庭で手作りする習慣も普通のことでした。このような環境で育ってきた私には、この大伯父の血も流れている事を胸に、森と湖の宝庫ポーランドと同様に、自然豊かな秋田の良質な原材料とポーランドの食肉加工技術を結び、精肉業界を元気に、そして社会貢献に繋がる事業として拡大していきたいと思っています。
プロジェクトで取り組む課題
① 人々に「おいしい食品」とは何かを知ってもらう
※「おいしい食品」とは、香りや味が良いことはもちろんのこと「健康の基礎となる+実際に手にとることができる」こと
②ポルミート製品のおいしさを最大限に引き出す方法の提供
・「タベルスキ流」の調理方法の開発・提供
・ポルミート製品を用いた「おいしい調理方法」の募集 など
<プロボノリーダーより>
ポルミート代表のマイケルさんは、「美味しい食品」とは香りや味が良いことはもちろんのこと、「健康の基礎となる+実際に手にとることができる」ことも重要だと考えています。
今回のプロボノでは、ポルミートの食品の魅力を最大限に引き出しながら、マイケルさんの考える「美味しい食品」の意味を、全国の消費者の方々に知ってもらうための取り組みをお願いします。
こんな方にオススメ!
◎「食べ物が大好き!」な方は大歓迎!
・料理を食べるのが大好き!おいしい食べ方にこだわりがある方
・料理を作るのが大好き!おいしい作り方にこだわりがある方
・商品企画職、マーケティング職などに関わったことがある方
・メーカー営業職、営業企画職などに関わったことがある方
スケジュール
プロジェクト全体スケジュールです。
オリエンテーション日程以降のmtg日時等についてはオリエンテーション時に調整します。
18月28日(土)
オンライン説明会
14:00-16:00
事業者とのマッチングイベントを実施します。受け入れ事業者による事業紹介プレゼンやプロボノプロジェクトの紹介を行います。参加を悩んでいる方はまずはこちらのイベントにご参加ください!29月6日(月)
オリエンテーション
19:00-21:00
オリエンテーション
事業者/メンバー顔合せ
※9月6日オリエンテーションへの参加は必須となります。ご応募の際にはあらかじめ予定の確保をお願いします。
39月-10月中旬
プロジェクト進行
プロジェクトメンバーと事業者と定例でmtgを実施しながら課題設定〜プロジェクトゴール(成果物)へ向かって短期集中プロジェクトスタート
410月下旬
成果物納品
プロジェクトの成果物を事業者に報告、納品
プロボノリーダー
鈴木 直哉
大手電機メーカーに勤め、ソーシャルイノベーションを軸とした新規事業の創生を担う部署に配属。その後、スマートシティなどの推進を担った後、立ち上げ中の新規事業の企画推進を担当、現在に至る。
本業の傍ら、2018年から「東北プロボノプロジェクト」にプロボノメンバーとして参画。その後、2021年までさまざまな社会起業家の下でプロボノ活動を経験し、知識・経験のアウトプットと、本業では得られない貴重な経験をプロボノ活動からインプットしている。
<応募を検討している方へ>
3年前の私は、みなさまと同じく応募を悩んでいる1人でした。
当時の私には何か目標があったわけでも、高い志があったわけでもありませんでしたが、変わりたいという想いは人一倍あったと思います。
「ココロイキルヒト」は先天的なものではありません。これをご覧になっているみなさま全員がその可能性を秘めていると思っています。
応募を悩んでいる方、是非最初の1歩を共に踏み出しましょう。私たちが全力で後押しします。
事業所訪問レポ
INTILAQメンバーの神尾です!
先日、株式会社IMI タベルスキマイケルさんの事業所を訪問してきました!
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秋田県大仙市。同地は日本三大花火大会の1つに数えられる「大曲の花火」の開催地として知られる。
そんな大仙市の主要駅大曲駅で下車、車に乗り換え一面に広がる田んぼを見ながら5kmほど進んだ先に株式会社IMIの工場がある。
同社は、この地でソーセージやハムなど肉類加工品の製造・販売を行なっている。
代表のタベルスキ マイケルさんに出迎えていただいた。
「どうも初めまして。食べるの大好き、タベルスキです。」
食品業界が天職であるかのような自己紹介に、一気に場が和む。
事務所に入りお話しを伺った。
時折、ダジャレを交えながら会社設立から現在、将来のビジョンに至るまで語って下さった。
「最初は、自宅のガレージに機材を入れて試作品を作っていたんです。」
「ここの工場は元々スーパーだったんです。社員のみんなでDIYで作ったんですよ。」
1つ1つのエピソードをお聞きしながら、この背景には相当のチャレンジがあったのだろうと考える。
そして、タベルスキさんにはシャレでなく本気で考えているvisionがある。
『秋田発ソーセージ革命』
「高いものが良いのは当たり前。高品質・健康的で日常の暮らしでも使えるような商品を食卓へ届けたい。」という。
“あきた”の地から、『ソーセージ革命』を全国へ。一緒に、起こしましょう!
<取材を終えて>
取材を終えた後、事務所の隣にあるお店にてソーセージを購入。
駅で買った地ビールと合わせて晩酌を。
日中のお話しを思い返しながらいただいた。
レポーターのように多彩な表現はできないが、「本当に、"美味しい"」
タベルスキさんの目指す「美味しい食品」の世界を5感で体感することができた1日であった。
レポ記者紹介 | 神尾真大郎
2019年に岩手大学農学部を卒業後、岩手県内の2市町3温泉地9旅館で運営されている観光DMC((株)いわてラボ)に就職。事務局担当として、商品開発業務やイベント企画・運営業務に従事。その他、同年12月からは、大学時代に参加していた起業家塾OB・OGらとweb開発や人材育成講座を実施する(株)カルティべを創業し取締役として活動。
2021年からは、東北エリアにて社会起業家の育成・支援を展開するINTILAQに参画。プログラム担当として、社会起業家育成プログラムやプロボノプログラム等に関わる。