ココロイキルヒトの紹介
プロジェクト参加によって感じられる事業者の熱量。
どんな思いで、何に突き動かされてチャレンジし続けているのか、事業者のbeingとは。
株式会社 デラックスウエア
代表取締役 村松 隼人 さん
＜略歴＞
鉄鋼業大手トヨタグループを早々に退社し、18歳から岩手県に所在する大手古着企業にて、日に2トン前後のアメリカ・ヨーロッパ古着に携わり、古着やヴィンテージ衣料、または存在した時代背景や文化について学び、合わせてこの商品種における流通を身に付ける。※1店舗あたり600坪の大型古着販売店総括本社勤務。
2001年から2004年まで全国内生産によるカジュアル衣料・シルバー小物・レザー細工・小物を中心としたブランドにおいて、商品企画制作主任・営業販売主任・メディアおよびプレス担当として従事。国内工場と連携したモノ創りと流通、営業・販売を身につける。
2005年に地元秋田県鹿角郡小坂町にてアメリカンカジュアル衣料を主体とした株式会社デラックスウエアを設立。
2021年現在まで、特約店約65店舗取引を確立し、自社縫製工場と大館販売店舗の構築をしている。
＜経営理念、方針、信条＞
「デラックスウエア」とは「最高品質を追求する」という意味を持ちます。使い捨て感覚の安価品が大量に流通する中において、「付加価値」、「共有共感」、「貢献」という理念の元に企業繁栄と衣料業または地域発展の一役となるべく努めることを目指します。社是「感動を創造する」
＜会社事業の概要＞
当社は、特徴あるカジュアル衣料の製造・卸販売・小売りを行っています。企画から製造・販売・販促まで一貫で創り上げる国内に数少ないアパレル会社です。
純国産(全て日本国内・日本人で創る生産品)のモノ創りを基盤として、日本各産地と行う素材開発から始まり、およそ100年前のヴィンテージミシンを備える自社縫製工場「オルダクト」で創る品質とモノ創りにより「強い(個性ある)商品」を開発製造しています。これを国内65社へ「拘りのカジュアル衣料」として卸販売を行うほか、秋田県大館市の直営店舗でお客様に向け小売りとネット販売を行っています。また、実際のモノ創りのストーリーを基にした当社ならではのセールスが衣料への面白さと理解を深めるほか、お客様と衣料の感動と楽しさを共有する要因になっています。
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プロボノリーダー
杉山 愛里
仙台市で発行しているフリーペーパーの営業・広告制作経て（株）リクルート・ブライダル領域の広告制作へ。 対峙する個社の課題解決に沿ったクリエイティブの提案やソリューションの開発提案を実施しながら個社伴走を 行っている。対峙するマーケットが東北であることから、これまでの経験で培った専門分野のスキルを地元企業 の発展に活かせたらと2020年に初めて東北プロボノに参加。＜応募を検討している方へ＞
働き方もこの一年で大きく変化し、オンラインでいろんな方々と繋がれる機会が増えました。その中で東北の起業家さんはじめプロボノ参加メンバーからたくさんの刺激と学ぶ機会をいただきました。 自身の専門スキルが力になる可能性や地域貢献へのやりがいなど、所属部署では得られない体験ができました。 プロボノは自身の培ったスキルや得意分野を再確認できたり、今後働く上でのモチベーションアップやアイディアや価値観の幅を広げる機会にもなります。
ヒアリングを終えて
INTILAQメンバーの神尾です！
先日、株式会社デラックスウエアの村松 隼人さんに取材をさせていただきました。
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シャツ、ジャケット、ジーンズなどを完全日本製にて製造・販売を行うアメカジブランド『デラックスウエア』。
秋田県大館市に工場を構え、原料調達から商品デザイン・商品化に至るまでの全ての行程を社内完結にて行なっている。
村松さんとの取材を終え、その印象を1言で表現するなら、
『こだわりの「深さ」と「広さ」を持つ方』
だと思う。
それは、取材時の雰囲気や語り口だけではない。
▷原料調達から商品デザイン・商品化に至るまでの全ての行程を社内完結にて実施
▷原料は全て国産（素材開発から携わる）
▷工場のミシンは100年前のヴィンテージミシン
などなど。細部の細部まで徹底した「深みのある、ものづくり」をされている。
そして、ただ、こだわるだけではない。
▷アメリカンヴィンテージと現代を融合した商品づくり（今の時代に合わせたものづくり）
▷世界のアメカジブランドに向けた展開
などなど。10年・20年先を見据えた「広がり(柔軟性)のある、戦略・vision」を持っている。
そして、そんな村松さんのこだわりの源泉、その全ては「好き」から始まっている。
「好き」という気持ちから一歩踏み出し、ここまでの事業を、商品を、創り上げているのだ。
熱い想いを持った(＝ココロイキルヒト)、村松さんが織りなす『秋田発・アメカジ』の世界観に浸ってみませんか。
記者紹介 | 神尾真大郎
2019年に岩手大学農学部を卒業後、岩手県内の2市町3温泉地9旅館で運営されている観光DMC((株)いわてラボ)に就職。事務局担当として、商品開発業務やイベント企画・運営業務に従事。その他、同年12月からは、大学時代に参加していた起業家塾OB・OGらとweb開発や人材育成講座を実施する(株)カルティべを創業し取締役として活動。
2021年からは、東北エリアにて社会起業家の育成・支援を展開するINTILAQに参画。プログラム担当として、社会起業家育成プログラムやプロボノプログラム等に関わる。
